パパが遺した物語

今日は”パパが遺した物語”

 

見た物、聞いたことが生活に影響してしまうタイプなので、

映画選びはいつも慎重になる。

 

この作品は、タイトルから泣かせに来てる感じがして

見るのには勇気がいった。

 

もう少しで配信が終わるようだったので

泣くの覚悟で見た。

 

 

よくあるような、ドラマチックな悲しみという感じではなかった。

懇々と悲しくて、人間の無力さを感じた。

 

心、お金、生活…世の中は優しく無い時や残酷な時がある。

 

途中、なんでこういう題名なのか分からなくなった。

私は、時系列に関して理解力が乏しくて、時代を交互に見せるタイプの映画が苦手。

 

だから、エンドロールで、やっと分かった。

 

パパは、本当の物語も残してくれたし、

その物語によってケイティーの新しい物語も遺してくれたんだなぁ。

 

 

そして、カーペンターズの「Close to you」がすごく印象的だった。

 

メロディーはよく聞いたことがあったけど

私はハローやセンキューしか言えないので全然意味を知らなかった。

 

なぜ鳥たちはふいに現れるのかしら

いつだってあなたが近くにいる時ね

私みたいに彼らも居たいのね

あなたの傍に

(歌詞の一部)

 

音楽はすごい。

パワーをくれる時もあるし、思い出や感情も呼び起こす時もある。

 

 

悲しいし、辛いし、少し見るのに心の余裕が必要だけど、

本や音楽が好きな私にはすごく胸に刺さりました。

家族への愛、恋人への愛とかもね。

 

本当、何度だって、見て聞いてるはずだけど

好きな人は大事にしなきゃね。